お知らせNEWS
- 2023年12月31日2023年の締めくくり
- 2022年10月31日ケニア、セカカグワ給水プロジェクトの引渡式への参加
- 2022年06月15日進行中の草の根プロジェクト(ケニア)
- 2022年02月26日支援した案件形成が草の根プロジェクトに採択!(ケニア)
ごあいさつ~日本アフリカビジネスの架け橋として~
この度はホームページをご訪問いただきありがとうございます。
皆様がアフリカ地域の開発と聞いた時、まず頭に浮かぶのは何でしょうか?
それはODA(政府開発援助)や国際機関が開発途上国に対して行う援助や出資かもしれません。
実際少し前まではそのような取組みが主となってきましたが、2013年TICAD5で発表されたアフリカ地域への取組みを機に日本政府はビジネスによる民間企業のアフリカ進出を積極的に後押ししようとする政策が見られるようになってきました。
その中でABEイニシアティブ「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ」は、弊社も含め、民間企業とアフリカ人材を結び付ける大きな役割を果たしてきたと思います。
弊社がビジネスとしてアフリカに注目し始めたのは、2012年、西アフリカ、ガーナという国でした。以来、渡航、交流を重ねていく中で、この国が発展するために技術移転やリソースの提供など日本にできることがたくさんあることに気付くようになりました。2015年3月、日本ガーナ間のコンサルティング・サービスを開始し、2016年6月からは他のアフリカ諸国も含めたサービスを開始しました。
現在、弊社にはアフリカ10ヶ国以上に、共に働く現地人カウンターパートがおり、現地での業務に携わってくれています。彼らのほとんどは、ABEイニシアティブへの参加を始めとする日本の奨学金制度を利用して、日本に住み、日本の大学院を修了し、日本の文化や商習慣への理解もあります。
国際ビジネスにおいては、言葉、文化、商習慣、宗教、国民性など国内ビジネスとは違う様々な「壁」が存在します。日本企業がアフリカで商品やサービスを提供したければ、アフリカ用にカスタマイズが必要ですし、アフリカ企業が日本に商品を供給したければ日本用にカスタマイズが必要です。さらにそれぞれの商品を販売してくれるパートナーが必要になります。弊社は単に言葉の通訳者であるだけでなく、両サイドの背景の違いをよく理解し、生じ得る誤解や摩擦の緩和や解消を助けることによって日本とアフリカ地域のビジネス関係を円滑に運ぶお手伝いをします。
アフリカ地域でのビジネスに興味がある、市場開拓を行ないたいなど、どんな小さなことでもお問合せください。痒い所に手が届く、小回りが利くサービスを目指して参ります。
アイプランニング合同会社
代表社員 佐々木 愛
AKUACAREシアバター
買い物で社会を変えよう!
シアバターと女性のエンパワーメント
シアバターは西アフリカから東アフリカの乾燥したサバンナ地域で育つシアの木の実の種子(シアナッツ)から作られています。アフリカでは主に食用油やスキンケアに使用されていますが、欧米では、ローションや保湿剤、生バターなど、化粧品の有機成分として最も一般的に使用されているものの1つです。
一般にシアの木は自生しており、収穫は農村の女性が農作業の合間に叢林や周辺に自生するシアの木の実を拾い集めます。現地では神聖な木として崇められ、木への接触、実の収穫、シアバターの製造を行うことができるのは女性のみなのです。
AKUACAREのシアバターはガーナ北部の女性によって生産されています。収穫したシアナッツの加工には膨大な労力と時間がかかり、ガーナの女性たちは伝統的な方法でほぼ全工程が手作業で行われます。
皆様がセルフケアのためにシアバターを買う時、その先にある社会、女性たちに夢や希望を与え、勇気づけ、自立を支え、お互いに助け合っていると思うことができたらどんなに素晴らしいでしょうか!