2026年01月12日
2025年10月9日、西アフリカのトーゴ共和国ジオ県ガペ・ペジ村において、弊社で案件形成支援を行っていた給水プロジェクトが完成し、引渡式が執り行われました。
プロジェクトは外務省の草の根・人間の安全保障無償資金協力の形態の一つ「特定型:官民連携草の根」を通じて実施されました。これは、日本政府の資金力、日本企業が有する社会課題解決能力(技術力・製品)及びノウハウ、外国のNGOの実施能力を連携させるものです。受注する日本企業による自主的な取組(サービスの無償提供等)を組み合わせることで、同製品がこれまで浸透していなかった地域に広く普及・展開されることを推進する協力形態です。(外務省ホームページ:ODA草の根・人間安全保障無償協力より抜粋)実際にヤマハ発動機様が給水プロジェクトにおいて自主的にされている取組は、水管理委員会の立ち上げ支援、ヤマハクリーンウォーターのメンテナンスの訓練等をされています。受益者となった開発途上国の人々が援助されただけで終わるのでなく、自己管理能力を養い、実施されたプロジェクトのサスティナビリティに貢献することにも焦点が当てられているからです。


【トーゴ】2024年3月8日:令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ガペ・ペジ村浄水装置整備計画」贈与契約(G/C)署名式の実施 | 在トーゴ日本国大使館
【トーゴ】2025年10月9日:令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ガペ・ペジ村浄水装置整備計画」引渡式の実施
弊社はプロジェクト候補地、草の根申請者となるNGOを見つけること、現地の情報収集・調査、NGOへの助言、草の根プロジェクト採択後のフォロー、現地で必要となる様々なアレンジメントと手配等、多岐にわたり舞台裏の支援をさせていただいています。
現地での様々な業務を行うにあたり、現地のパートナ-との協力が欠かせません。トーゴの現地パートナーはアームストロング。彼と出会ったのは2018年、ABEイニシアティブというJICAプログラムを通じて早稲田大学のMBAコース在学中の時です。彼が日本で学んでいる間、多くの時間を共にしましたが、大学卒業後のインターンシップでは私が広島県内の企業を紹介し、広島という地域を知る機会を提供しました。彼にヤマハクリーンウォーターをトーゴに導入する仕事を一緒にしない?とオファーした時、最初、彼は断りました。しかし、トーゴに帰国してから、やりたいと言ってきました。それは彼の村が水のことで困っていたからです。結果的に、最初の導入は彼の村ではなかったですが、自分の国に貢献する人道支援プロジェクトとして積極的に働いてくれました。


