2024年12月15日
2024年12月7日(土)、ガーナで次期大統領と国会議員の総選挙が行われました。早々と野党NDCの前大統領マハマ氏の勝利が確定し、政権に返り咲くことになりました。国会議員も大幅にNDCに塗り替えられました。最終集計の確定はまだですが、2012年、私がガーナに関わり始めて以来、このように民意が反映された選挙結果は初めてです。また、与党NPPのバウミア副大統領は早々に敗北を認める声明を出し、勝利者を称え、ガーナの発展にために共に働く決意をスピーチされました。それはガーナの平和で民主的な国民性を象徴しており、とても紳士的で良いスピーチだと思いました。
一般的に途上国における総選挙では、何かとトラブルが生じ易いと思われがちですが、ガーナにおいては毎たび平和的に政権移譲がされています。国としての安定性、治安が良いことはビジネスにしても、旅行するにしても大切なポイントのひとつであります。