コンサルティング業務内容

- (1)アフリカにおける調査・市場開拓支援
- (2)日本アフリカ間のビジネスマッチング
- (3)日本アフリカ間の貿易
- (4)翻訳(日英)(英仏)
- (5)上記に関連した調査業務
業務提携先がある国

- ガーナ共和国/アクラ
- ケニア共和国/ナイロビ
- トーゴ共和国/ロメ
- コートジボアール共和国/アビジャン
- ベナン共和国/コトヌー
- ブルキナファソ共和国/ボボディウラッソ
- セネガル共和国/ダカール
- ガンビア共和国/バンジュール
- カメルーン共和国/ヤウンデ
- ウガンダ共和国/エンテベ
(2022年1月現在10ヶ国)
西アフリカのゲートウェイ、ガーナ

アフリカは13億980万人(2020年IMF推計)を擁する巨大な市場です。21世紀終盤までは人口ボーナス期で、今後も増加していきます。しかし、国数は54ヵ国(日本政府が承認する国数)もあり、それぞれ個別の国事情があります。一くくりにアフリカと言っても、いったいどこから始めていいかわからないのが正直なところではないでしょうか。
現在、日本が進出しているアフリカの国の多くは南アフリカを筆頭に東アフリカ、北アフリカに多く、西アフリカは充分進出できていません。今まで西アフリカへの進出が促進されて来なかったのは、それぞれの国の発展段階や日本が必要とする資源、日本からの距離、フランス語圏が多いこと等、様々な要因が考えられます。西アフリカは16ヵ国あり、人口は4億1000万人(2020年1月IMF推計)。この市場をカバーしていく足がかりとなる国はどこでしょうか?
西アフリカのガーナは「ビギナーの国」と言われています。1957年にサハラ以南のアフリカとして初めて宗主国からの独立を果たし、アフリカで最も民主化が進んだ国のひとつであり、政治的に安定し、治安も良く、外国人に対してビジネス・フレンドリーな国です。外国人が初めてアフリカビジネスを始めるのに適した国と言えるでしょう。フランス語圏の多い西アフリカの中で英語圏であることも日本企業にとっては馴染みやすい部分です。ガーナを基点にして、周辺の西アフリカ諸国に足を延ばしていく方法も考えられます。
また、ガーナは西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の指導的地位にあり、地理的にも西アフリカの中央に位置する沿岸国であることで、今後、西アフリカ成長リング回廊の完成、港湾・航空ハブの拡張によって、ECOWAS域内、またアフリカ大陸真上に位置する欧州との流通の要にもなっていくことが期待されています。
ガーナ豆知識

名称 | ガーナ共和国 |
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首都 | アクラ |
面積 | 238,533k㎡(日本の3分の2) |
通貨 | セディ |
人口 | 3,128万人(2021年IMF) |
GDP(USD) | 約754.9億ドル(2021年IMF) |
1人当たりのGDP(USD) | 2,413ドル(2021年IMF) |
経済成長率 | 4.71%(2021年IMF) |
インフレ率 | 9.28%(2021年IMF) |
言語 | 英語(公用語)、トゥイ語、ガ語、エウェ語等の民族語 |
宗教 | キリスト教(71.2%)、イスラム教(17.6%)、伝統宗教(5.2%)、その他(2010年) |
国家元首 | ナナ・アド・ダンクワ・アクフォ=アド大統領[2021年1月就任(2期目)任期4年] |
議会 | 一院制(定数275,任期4年) |
日系企業拠点数 | 48社(2020年10月) |
在留邦人 | 229人(2020年10月) |
在日ガーナ人 | 2523人(2021年6月) |



主要産業は農業、鉱業でカカオの生産量は世界第2位(2020年)、金の生産量は世界第6位(2020年)とガーナの輸出品目の多くを占めています。
2007年にギニア湾の沖合でサブサハラ最大級といわれる大規模な油田がいくつか発見され、2010年12月より商業生産を開始。今後の経済発展・社会発展に結びついていくことが期待されています。